黒いスズメ!!
あれ?!黒いスズメ!!
黒いスズメ=大阪市港区(撮影・中井美樹)<産経ニュース>
今話題沸騰中らしいですねっ 2羽 いるらしいとか??
県南の方とかでも ”クロとんび” ”クロサギ” みつからないかしら^^
・・・なんだか 聞いたことある名前ですね~(笑)
ふと・・・昔 子供達に読み聞かせをしていた本を思い出しました
カラスはなぜ黒いか ということを・・・みなさんはご存知ですか?
スズメちゃんもいろんな色を塗ってもらったのかな~(笑)
◆「ふくろうの染め物屋」◆
松谷みよ子(童話作家)
昔々、鳥は全種類白一色の装いだった
商売上手のフクロウは一計を案じ、さまざまな染料を用意して、
鳥たちの羽をお好みの柄に染め上げる「染め物屋」を開業した。
染め物屋は鳥社会で絶大な人気を博し
日々さまざまな鳥たちがやってきては注文をつけたそうな^^
ツバメ「エレガントな中にもアクセントを感じられるデザインにして欲しい」
フクロウ「ホウホウ」
スズメ「畑に穀物ドロに行くから、目立たない迷彩柄にして頂戴」
フクロウ「ホウホウ」
すべての鳥が一通り染めてもらった頃、
鳥社会でも洒落者と呼び名の高いカラスがフクロウの店にやってきた。
フクロウは連日の大盛況にいいかげん疲れきっていたが、
そこは商売、カラスのために染料のすべてを引っ張り出してきた。
ところがカラスの注文の多いことうるさいこと。
ああでもないこうでもないと繰り返される注文に、フクロウの睡眠不足の頭は混乱し、
目は回り、しまいにはただひたすら機械的に刷毛をふるい続けた。
そして気がついてみると…重ね塗りの繰り返しで、いつのまにやらカラスの全身は黒一色で染め上げられていた。
この有様にカラスは猛烈に怒り、ホウホウのていでフクロウは逃げ出し、
森に隠れ、カラスが夜になってねぐらに帰るまで隠れ続けて事無きを得た。
そんなわけで今でもフクロウはカラスの起きている日中は外に出ず、
カラスはフクロウを見かけるたびに大声で鳴きながら追い回すという。
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