スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告は非表示になります。
  

Posted by スポンサー広告 at

2010年02月07日

ある獣医の話



我が家のルーニャンです!!
キラキラ オメメが(*ノωノ)大チュキでし☆








笑顔も!!(*ノωノ)大チュキでし☆








ある獣医の手記があります↓ 感激しちゃったのでどうぞ



私は獣医として働いているが、ある日ベルカーと言う名前の10歳になるウルフハウンドを
診るために呼ばれた。
主人のロン、その妻リサ、そして小さな息子のシェインは3人ともベルカーが大好きで、
何らかの奇跡が起こってくれないかと期待していた。

ベルカーを診察してみると、ガンで余命わずかであることがわかった。
もうベルカーは手遅れなことを家族に伝え、家庭で安楽死させる選択肢があると伝えた。

各種手続きを取っていると、夫婦は6歳の息子シェインにもその処置を見せるつもりだと私に言ってきた。
シェインがその経験によって、何か学ぶものがあるかもしれないと感じたようだ。

その翌日、私はベルカーの家族に囲まれながら、喉に何かひっかかるようなものを感じていた。
歳を重ねた犬に最後の抱擁をするシェインは落ち着いているように見え、
私はこの子が状況を理解できているのか疑問に感じていた。

数分のうちにベルカーは安らかに、眠るように息を引き取った。

シェインはベルカーの変化を特に混乱することもなく、難なく受け入れたようだった。
私たちはベルカーの死後、しばらくそこに座り、動物の命が人間のものより短いと言う、
悲しい現実について話し合った。

静かに会話を聞いていたシェインが突然、「どういうことか、わかるよ」と言った。

私たちは驚き、全員が彼の方を向いた。

彼がそのときに放った言葉は私を驚かせた。
それまで、これほど心地よい説明を聞いたことがなかったからだ。

彼はこう言ったのだ。

「人は、いい人生の過ごし方を学ぶために生まれてくるよね?
いつもみんなを愛することとか、人に優しくすることとか。だよね?」

そしてその6歳の少年は続けた。

「ほら、犬はもうそれをすでに知ってるんだから、そんなに長いこと、この世にいなくていいんだ」


身近な死を受け止めることは誰にとっても難しいものですが、
とても考えさせてくれるエピソードです。
  


Posted by マルルン at 00:03Comments(8)ルー・チョコ・ファミリー